全豪オープンテニス2017決勝に残った2人の選手
- ロジャー・フェデラー 35歳
- ラファエル・ナダル 30歳
30歳を超えるテニスプレーヤー2人が若い世代に勝ち続け、グランドスラムの優勝を決める決勝戦へたどり着きました。
アンディー・マレーやノバク・ジョコビッチといった常連が決勝に残ることは珍しくありませんが、一回り上の世代である二人が残っている事は珍しいことです。
歳はとっても、実力はトップクラスである事がこの大会で証明されました。
しかし、まだ証明されていないのは、この二人の中でどちらが全豪オープン2017の頂点に立つか。
ブックメーカー「bet365」では二人の優勝の期待値をオッズで発表しているので、早速紹介していきます。
目次
全豪オープン2017決勝までの試合映像
ロジャー・フェデラー
準決勝、スタンワウリンカ戦
ラファエル・ナダル
準決勝ディミトロフ戦
ナダルがフェデラーより世界ランキングは上
テニスの試合予想する際はまず、選手のデータを確認していきましょう。現在の世界ランキングや、過去最高世界ランキング、ダブルス時の世界ランキングが分かります。
世界ランキングデータは「テニスエクスプローラー」より確かめる事ができます。
フェデラーは17位、ナダルは9位。現在の世界ランキングになりますが、まだシーズンが始まったばかりなので、2016年の成績が今の世界ランキングとなります。
2016年、フェデラーは左膝の痛みにより手術、リハビリをしていたのでほとんどの試合に出場していません。その結果ランキングが17位となっています。
怪我が無ければ今よりも世界ランキングは上となっているとは思いますが、年齢に伴い体にも違和感がでてくるのでしょう。
二人とも今大会でのポイントが入ると世界ランキングは上がります。フェデラーに関しては、1桁になるでしょう。
ランキング以外のところを見ると、両者同じ背丈の185センチですが、体重はナダルがやや重くスタイルもパワー系になります。フェデラーは身が軽くしなやかなプレースタイルですが、ボールを追いかけるシーンはあまり見ません。
フェデラーは内、外と変幻自在に操るサーブが武器となりますので、ナダルはサーブに対しどこまで反応できるかが試合の行方を大きく変えるでしょう。
ここでは世界ランキングの数字で見るより、そろぞれどのようなスタイルの持ち主かを考えて試合予想してみる方が良いかもしれません。
過去の対戦は「36戦」、ナダルがフェデラーより多く勝利を掴んでいる
過去の対戦結果は、選手同士の昔の履歴となるので大変参考になります。勝率も見ますが、どのようなスコアで試合を終えたのかというのも見ていきましょう。
上位クラスので選手で、知名度も高い選手になると、過去の対戦試合数が多くなってきます。ジョコビッチやマレーもそうですが、今回のフェデラーとナダルも2004年から2015年の間に36戦もの試合をしています。
今年で13年も同じステージに立ち続けているベテラン選手。年齢が若いナダルがフェデラーに勝利となるのか、テニスの貴公子であるフェデラーがナダルを抑え優勝となるのか?
過去の成績から見ると「ナダル」と言えるのではないでしょうか。
スコアを見て見ると、バラツキがありますが、どのグランドスラム大会(2011年全仏オープン、2012年全豪オープン、2014年全豪オープン)でもタイブレークのセットがあるので、今大会もタフな試合となる可能性が高いでしょう。
ブックメーカーbet365オッズ
下記画像は1月28日の段階で発表されているbet365のオッズになります。オッズは変更する可能性もあるので注意してください。
- ロジャー・フェデラー 2.10倍
- ラファエル・ナダル 1.80倍
わずかな差ですが、bet365ではナダルが試合に勝つと予想されています。ナダル勝利のオッズは1.80倍、フェデラーは 2.1倍とどちらが勝ってもおかしくない数字で設定されています。
ナダルは世界ランキングで今のフェデラーより上ですし、過去の対戦結果でも多くの試合でフェデラーに勝っていますので、やはりナダルが’勝つ可能性が高いのかと思います。
まとめ
全豪オープン2017もいよいよ残すところ決勝のみとなりました。
ブックメーカーbet365ではナダルが勝つと予想されていますが、これまでの試合内容を振り返ると、フェデラーにも十分優勝する可能性はあります。
ラッキーなことに、決勝が1月29日の日曜日に行われるので、時間がある方はbet365でリアルタイムの試合をライブストリーミング映像を見ながら賭ける事をおすすめします。
試合は17:30から開始予定。