アメリカ大統領選挙が4年前同様な動きを見せています。
開票前の事前予想ではバイデン有利だったが、いざ開票してみるとトランプが猛追。
これはヒラリークリントン勝利目前に敗れたあの日を思い出します。
今回もそのような事態になるのか?
2020年11月4日午前より各メディアの情報とブックメーカーのオッズを確認しているが、メディアの情報とブックメーカーの予想オッズには明らかに「違い」があったので、本記事では説明していこうと思います。
またブックメーカーからでもライブベッティングとしてどちらかが勝つかを予想できますので、その辺りも楽しんでみてはいかがでしょうか。
目次
ブックメーカーの予想オッズを確認してみるとトランプ有利?
まずはトランプとバイデンの勝利予想オッズをブックメーカー「bet365」 と「ウィリアムヒル」がリアルタイムでだしているので紹介していこう。(2020年11月4日15:00時点)オッズはかなり動くのでブックメーカーで賭ける際はちゃんと確認してほしい。
bet365 | ウィリアムヒル | |
---|---|---|
トランプ | 1.61倍 | 1.61倍 |
バイデン | 2.3倍 | 2.1倍 |
どちらのブックメーカーでもトランプが勝利との予想オッズをだしています。
2020年11月4日午前、ブックメーカーのオッズは大きく変動しました。
以前まではバイデン有利とのオッズが出ていましたがブックメーカー側はトランプが勝利するのではと予想をしています。
しかし、午前中からツイッターやテレビの情報を確認してみると、バイデン有利、バイデン勝利などの情報が飛び交っています。
情報操作できるメディア、よりリアルなデータで信憑性のあるブックメーカー
開票前の事前予想ではバイデンが勝つとほとんどのメディアが予想しています。ブックメーカーもそうでした。しかし開票後、ブックメーカーは予想を変えたにも関わらず、メディアはいまだにバイデンがリードと予想。
確かに報道している内容だけ見れば270人獲得を目指す選挙人の総数がバイデンがトランプを上回っているのでバイデンリードとなりますが、どうしてブックメーカーのオッズだけは早くに動いたのか?
ブックメーカーは世界中ユーザーからのベット情報でより新鮮で信憑性のあるデータを元にオッズを決めています。
テレビやマスコミの情報はもはや情報操作で、「いくらでも」、「どうとでも」できます。ツイッターなどのSNSでも情報操作ができますが、ブックメーカーでは情報操作ができない。
このことからブックメーカーとメディアとの違いが生じたのだと感じます。
ポイントは現時点での選挙人の獲得数ではなく、開票率と票率
テレビを見ているとふと思ったのが、「印象操作」。
テレビでは選挙人の総数を
トランプ 135 - 205 バイデン
などと表示している。
270人を獲得すればいいのだが、この数字を見ている分には明らかにバイデンが有利だなと思う。
しかし、そこを見るよりもっと奥を見た方がいい。
スイングステートの開票率と票率
スイングステートとは激戦州のことで選挙人の数も多く、スイングステートを制すれば勝てるとも言われています。主なスイングステートはこちら、
- フロリダ
- ウィスコンシン
- アリゾナ
- ミネソタ
- ミシガン
- ペンシルベニア
- ノースカロライナ
グーグルで「america」、「election」 と検索すると「開票率」と「票率」が確認できる。
見ると分かりますが、ネバダ州意外の開票率が61%以上、票率を見ると、アリゾナ、ニューハンプシャー州以外トランプの票率が高いことが分かります。
フロリダはすでにトランプ勝利。
この票率がそのままいけば、激戦州でトランプの勝利が確定し選挙人の数も一気に逆転となる。(2020年11月4日15:00時点)
私はトランプがフロリダで勝ち、ウィスコンシン、ペンシルベニアの開票率、票率を見たあと、ドナルド・トランプが大統領になると予想しベットしました。
結果は接戦なのでどうなるか分かりませんが、メディアよりブックメーカーのオッズ変動を信じ、勝負してみました。
「bet365」と「ウィリアムヒル」両方でトランプに賭けました。
ウィスコンシンとミシガンでバイデンが逆転勝利
一部、バイデン投票が100%を上回るなどの情報が出ており不正では?となっていますが、トランプが訟訴を起こし証拠を出す必要があります。それまでウィスコンシンとミシガンでバイデンが勝利となっており、この状況を受け、ブックメーカーでもバイデン勝利と予想を転換しました。(2020年11月5日10:00更新)
この記事が少しでも参考になればと思います。